片付けが苦手な方へ。なぜ部屋が片付かないのか、その理由と対策をわかりやすく解説します。暮らしと心を整える「暮らしリセット計画」第1回コラムです。
「片付けなきゃいけないと思っているのに、なかなか手がつかない」
「休日に掃除をしようと思っていたのに、結局何もしないまま終わってしまった」
そんな経験はありませんか。
多くの方が「自分は片付けが苦手」「性格の問題」と考えがちですが、実はそれだけが理由ではありません。
片付けができない背景には、生活環境や心の状態、時間の使い方など、さまざまな要因が隠れています。
今回の「暮らしリセット計画」第1回では、なぜ片付けられないのか、その理由を整理しながら、無理なく始める方法をご紹介します。
片付けられない理由① 忙しすぎる毎日
共働き家庭や子育て中のご家庭では、毎日がとにかく慌ただしく過ぎていきます。
仕事、家事、育児、買い物、通院、地域の用事などをこなしていると、片付けに割ける時間はほとんど残りません。「時間ができたらやろう」と思っていても、いざ時間ができると疲れが出てしまい、体を休めることで精一杯になることもあります。片付けられないのは怠けているからではなく、頑張りすぎている証拠でもあるのです。
片付けられない理由② 物が多すぎる
現代の暮らしはとても便利です。ネット通販で簡単に物が手に入り、収納用品も手軽に購入できます。
しかしその結果、「気づいたら物が増えていた」という状態になりがちです。
・いつか使うかもしれない物
・もらったけれど使っていない物
・思い出があって捨てられない物
こうした物が積み重なると、どれだけ掃除をしてもすぐ散らかってしまいます。
片付けとは、掃除の前に「物と向き合う作業」なのです。
片付けられない理由③ 完璧を目指してしまう
「今日は部屋全部を片付けよう」「一気にスッキリさせよう」と考えると、作業のハードルが一気に高くなります。
結果として、どこから手をつければよいかわからず、何もできないまま終わってしまうことも少なくありません。
片付けは短距離走ではなく、マラソンのようなものです。一度に終わらせようとせず、少しずつ進めることが大切です。
暮らしリセット計画は「小さく」始める
暮らしリセット計画は、小さく始めることがポイントです。
例えば、
・引き出し1つ
・カバンの中
・洗面台の下
・テーブルの上だけ
といった場所からで十分です。10分だけでも構いません。
「今日はここだけ」と決めて取り組むことで、達成感が生まれ、次の行動につながります。
片付けは心の整理でもある
片付けを進めていくと、不思議と気持ちまでスッキリしてきます。
いらない物を手放し、必要な物だけを残し、使いやすく整えることは、自分の暮らしを見直す時間でもあります。
「今の自分に必要な物は何か」「これからどんな暮らしをしたいのか」
そんな問いと向き合うことで、生活だけでなく心も整っていきます。
無理をしない選択肢もある
暮らしを整えたいと思っていても、体調や忙しさの関係で難しい場合もあります。
最近では、掃除や片付けをサポートするサービスも増えています。第三者の手を借りることで、客観的な視点で整理が進み、暮らしをリセットするきっかけになります。
「頼ること」は、暮らしを整えるための大切な選択肢のひとつです。
まずは今日、1か所だけ
今日できることは、どこか1か所だけ片付けることです。
引き出しでも、玄関でも、机の上でも構いません。その小さな行動が、暮らしを少しずつ変えていきます。
まとめ:リセットは「できること」から
片付けられないのは性格の問題ではありません。
忙しさ、物の多さ、完璧を求めすぎる気持ちが重なっているだけです。
暮らしリセット計画は、一気に変えるのではなく、少しずつ整えること。
まずは今日、ほんの小さな一歩から始めてみませんか。
次回は「捨てられない物との向き合い方」をテーマにお届けします。






