物が多い・少ないと片付いている・片付いていない4タイプ
部屋に物が多い事と、片付いていない事は同意語ではありません。
物が多いと片付いていない事が多く、物が少ないと片付ているように見えやすいです。
片付いている部屋と片付いていない部屋、物が多い部屋と物が少ない部屋。この4パターンが存在します。
A.物が少なく片付いている
B.物が多いが片付いている
C.物が少ないが片付いていない
D.物が多く片付いていない
この4つに分類して考えてみます。
まずAですが、片付いている部屋の大半がこちらに分類されます。
物が少ないから整頓しやすい、収納しやすい。スペースがあるから新しい物を受け入れやすい、掃除がしやすいです。無駄なものや汚れがあれば目立ちますし、対処がしやすいです。片付いた部屋が維持しやすい状態と言えます。
次にDです。物がゴチャゴチャと多く、乱雑としている部屋。収納はパンパンに詰まっていて新しい物を受け入れるスペースがなく、また取り出しもしにくくなっている状態です。片付いていない人の大半は部屋に対して物が多いです。物が多くスペースが限られているため、掃除がしにかったり、衣類の出し入れや本棚の本の出し入れに苦労します。これを解決するためには2つの方法があります。一つは、もっと広い部屋に引っ越す事。相対的に物の少ない空間にする事です。全ての物が処分対象ではなく、必要なものなのであればこうするしかないでしょう。しかし誰もが簡単に部屋を替える事は難しいでしょう。そうなると、物を減らす、不用な物の敷居を下げて減らしていく事です。物が減ると自然と片づけやすくなりますし、掃除もしやすくなります。
あまり見かけないのがBとCです。
物が多いが片付いている部屋。これは相当整理整頓、整理収納に長けた方のみが実現出来る事です。空間を上手く利用して収納を作ったり、詰め込まないで収納出来る方法を編み出している方です。稀にですがこういう方を見かける事があります。ここを目指すよりも物を減らしていく方が難易度は低いです。
最後にD。物が少ないのに片付いていないという状態は稀です。何故なら、散らかるような物自体があまりないはずだからです。こういう方はとりあえずデスクや棚の上に物を置いてしまう、床に無造作に物を置く方が多いです。こういう方は、一時的に置くスペースを設けてそこに置くようにするだけで大きく変わってきます。
Aの方は今の状態を維持すれば良いでしょう。Bの方はある意味一番の整頓上手なのでその技術を何かに活かせそうです。Cの方はAまであとちょっと、Dの方は物の減らし方をこれから挙げていきますので、そちらも参考に頑張ってみてください。
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